2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

exec.register-exec-all

execルールをさらに改良しました。 exec.jamの差分 execルールの目的は、 ユニットテストとは関係なく単に実行したい 実行の成否に関わらず、毎回明示的に実行したい bjamで生成したDLLへのPATHを自動で設定したい なので、予め決まったラウンチャや引数で実…

ミニマルなHTTPサーバ

http://0xcc.net/blog/archives/000178.html このコードには長時間動作させる上で明らかにマズい点が二つあります。 (22:58追記: 問題のコードは既に修正されています。高林さん、すばやい対応ありがとうございます。) 「UNIXネットワークプログラミング」の…

execルール

引き続きJamfileの調整をしつつ、以前作りかけだったexecルールを仕上げました。 exec.jam import exec ; exe a : a.cpp ; exec a-test : a ; # a.exeを実行 exec b-test : b.cpp ; # b.exeを実行自動でexplicitターゲットになるようにしたので、そのままbja…

prebuiltの選択

HamigakiライブラリのビルドをBoostのビルド済みライブラリに対応させています。 今のところ、user-config.jamで次のように設定する感じです。 # boost-libモジュールのためにBOOST_BUILD_PATHを追加 module { BOOST_BUILD_PATH += C:/hamigaki/tools/build …

外部ライブラリのコンフィグ

これまでBBv2での外部ライブラリのコンフィグレーションはBBv2のドキュメントに従い、site-config.jamで行ってきましたが、この方法だと、 user-config.jamでカスタマイズできない site-config.jamが/etcか%SystemRoot%にインストールされている場合、site-c…

複数のツールセットからICUを使う

今日も引き続きビルド環境の整備中です。 Boost.RegexにはICUを使うオプションがあるのですが、ツールセット毎に設定を行えるわけではないので困ります。 そこでこれを無理やりカスタマイズする方法を考えました。 以下はVC7.1用のビルド済みICUをC:\tools\i…

boost-prebuiltモジュール

BBv2でもBoostのビルド済みライブラリを使いたいと思って、Hamigakiライブラリのビルド処理を改良中です。 とりあえずビルド済みライブラリをひっぱてくるモジュールboost-prebuiltはできました。 boost-prebuilt.jam 使い方はこんな感じです。 import boost…

独自のテストルール

BBv2のtesting.runだとコマンドライン引数が使えるけれど出力がキャプチャされ、testing.unit-testだとキャプチャされないけど引数が使えないわけですが、引数は使いたいけれどキャプチャしなくてもいい場合用に独自のルールを作りました。 あと、何度でも実…

Hamigaki.Bjam終了?

BBv2のターゲットについて調べていて、無関係なプロジェクトの実行もできることに気が付きました。 run /C:/path-to-proj/hamigaki/libs/filesystem/example//show_status : . ;デバッガ経由なら、 run /C:/path-to-proj/hamigaki/libs/filesystem/example//…

BBv2解析メモ その2

generator property-setとsourcesからvirtual-targetのリストを生成するrunルールを持つ 各ツールセットは独自のgeneratorを持っている virtual-target BBv2上のターゲットを表す抽象クラス(っぽいもの) bjamの実ターゲットのセットアップを行うactualizeル…