iso_image_file_source

iso9660_file_sourceのラッパーとして、iso_image_file_sourceを作成しました。
iso_image_file_source_impl.hpp
iso9660_file_source_impl.hppの差分
昨日書いていたように、関連ファイルと最新版以外のファイルを読み飛ばしているだけです。
ファイル名の比較ルールが複雑なので意外と面倒でした。


テスト用のisoファイルは、PCにプリインストールされていたSonic RecordNow DXで作成しています。
これで「abc.txt」を記録すると、iso9660_file_sourceでは「ABC.TXT;1」として、iso_image_file_sourceでは「ABC.TXT」として見えます。ファイル名が全て大文字になっているのはISO 9660(Level 1)の制限です。


ところが、このファイルをマウントしてエクスプローラから見ると、ちゃんと「abc.txt」で見えるのです。
RecordNowの設定を確認したところ、ISO 9660と互換性があるJolietというフォーマットで出力されているらしく、ISO 9660用の名前とJoliet用の名前の二種類が記録されているようです。


というわけで、次はJolietの仕様を調べます。